【サラリーマンの節税について!!3】

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扶養控除について

扶養控除はご存じの方も多いかと思います。
ざっくり言うと世帯の税負担を減らせる控除!!
収入が103万円以下の方と生計を一緒にしている場合、
その人の年齢等に応じて38万~63万の控除が受けられるのです。
年末調整時に扶養控除等申告書に書けば会社が処理してくれますので簡単、
条件に当てはまって使ってない方は是非!!

「アカン、仕送りはしてるけど一緒に住んでないわ、」→ OK
勘違いされてる方もいらっしゃいますが、ポイントは生計を一緒にするという所‼
仕送りは条件に満たされるのです。

また配偶者の場合は収入要件が甘く103万を超えてもOK
扶養控除とは別に配偶者控除と言うのがありますが、中身はほぼ一緒ですね。

あとはたまに扶養で130万未満とか聞いた事ありません?
ごっちゃになりやすいですが、扶養には税金の扶養社会保険の扶養があって、
130万未満の話は社会保険の扶養のお話しです。
こちらは扶養の対象になっている人は社会保険料を払わなくて良くなる!
得する金額が大きいのは社会保険上の扶養の方

まとめます。

配偶者の扶養は2つあり、
税金上の扶養
・メリット→ 扶養する人が配偶者控除を受けられる。
・対象になる条件→ 扶養される人の年収が103万円以下

社会保険上の扶養
・メリット→ 扶養される人が社会保険(健康保険と年金)を払わなくて良い。
・対象になる条件→ 扶養される人の年収が130万円未満

つまり会社員の方の奥さんが扶養の範囲内で働くのであれば、旦那さんの社会保険の扶養に入るべし。扶養から外れて社会保険の負担が増えたとしても、それよりガッツリ稼ぐ奥様は、扶養から外れるべし。

こんな感じですね。
次は医療費控除のお話し、適用範囲が意外と広いです。

医療費控除について

そのまんまシンプル、医療費の一部が控除になる。
ざっくり年間10万円を超えた医療費が控除額になる仕組み

「1年で10万も使うっけ、、、?」

毎年は使わないかも知れないが使うときは使う。
なので忘れずに覚えておいてといった感じ。

意外と知られていないが、レーシック手術、不妊治療、インプラント、通院にかかった交通費、治療に必要な医療品の購入費用などなど、医療行為以外の物も対象になるものがあります。

『まじか、ならちょっと顔いじくってイケメンにしちゃろっかな、』

ムーリー!!

美容整形は対象外なんすっ、、、
病院関係ならなんでもいいわけではないのです。
贅沢品はさすがに無理ですわ、

医療費控除になる対象
入院・通院

  • 医師に支払った診療費・治療費
  • 患者が別の病院で治療を受けるため、医師が作成する紹介状
  • 医師の指示による差額ベッド代
  • 治療のためのマッサージ・はり・お灸費用など
  • 通院のための松葉杖・義足の購入費用
  • 入院時に提供される食事代
  • 通院や入院のための電車・バス代
  • 電車やバスでの移動が困難な場合のタクシー代

検査

  • B型肝炎患者と同居する親族が摂取するワクチン接種費用
  • 特定健康検査・特定保健指導(一部)

妊娠 出産

  • 妊娠中の定期検診・出産費用
  • 助産師による分娩の介助費用
  • 流産した場合の手術費・入院費・通院費
  • 母体保護法に基づく理由で妊娠中絶した場合の手術費用
  • 不妊症の治療費及び人工授精の費用

歯科

  • 虫歯の治療
  • 金歯・銀歯・入れ歯の費用
  • 治療としての歯列矯正

眼科

  • レーシック手術
  • オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療費用

医薬品

  • 医師の処方箋により薬局で購入をした医薬品
  • 治療又は療養に必要な医薬品の購入費用(風邪をひいた場合の風邪薬などの購入代金は医療費となりますが、ビタミン剤などの病気の予防や健康増進のために用いられる医薬品の購入代金は医療費となりません。

介護

  • 紙おむつ購入費用(医師の証明書が必要)
  • 介護老人保健施設のサービス費用
  • 訪問介護・リハビリ・ショートステイなどのサービス費用

長くてすみません。

控除のわかりやすい例

自転車で電柱にぶつかり前歯が折れた。
インプラント手術をして150万かかった。
自転車保険で40万保険金がおりた。

治療費150万 - 保険代40万 - 医療控除10万 = 100万

が控除されるのだ。
つまり所得税率10%( 課税所得 195万超え~330万)の場合100万×10%=10万の節税になる
所得税率が20%(課税所得330万 超え ~695万)の多くの会社員の方は20万の節税になると言う事です。
覚えておいてくださいませ。

次回は寄付金控除のお話、ふるさと納税ってやつ、
認知度は高いけど使ってない人がまだまだ多い、
この辺りを紐解いていく、

つづく、、、

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