賃貸物件を安く借りる方法はいくつかあります。
・時期、6月~8月がオフシーズンで比較的安く借りやすいタイミングです。
しかし良い物件がほぼなくなっているなどのデメリットも当然あります。
・不動産会社を通さず管理会社経由で契約する。
中間マージンを取られにくい、賃貸物件のオーナーさんと直接繋がっている為、交渉がしやすい。
デメリットとしては管理会社を探すのが手間、気になる賃貸物件を見つけgoogleアースなどで管理会社の看板を確認、連絡、地味に手間。
なので今回は賃貸の相場についての知識を増やすといったところポイントにしたいと思います。
賃貸物件に関わらず、相場を知るという事はとても大事なことです。
正直、不動産周りはライアーゲーム状態!! 駆け引きが必要です。
知らないとほぼぼったくられる!!
ぼったくられるポイントはこんな感じ、
①仲介手数料大盛りの②礼金上乗せ、③保証料マシマシのトッピングで④鍵交換と⑤ハウスクリーニング、さらに⑥害虫駆除と室内消毒、⑦火災保険を添えて、、、
こんな感じで盛りたい放題!!対策として必ず相見積を取りましょう。
相見積をかけると良い業者か悪い業者かわかります。
では順番に確認してみよう。
①仲介手数料
まず仲介手数料は家賃1ヵ月分が普通だと思っていませんか?
そもそも賃貸住宅の仲介手数料は、入居者から取れるのは法令で0.5ヵ月分と決まっている。
なのに当たり前のように1ヵ月分の仲介手数料で要求してくる。
宅地建物取引業法を参考にしてみよう
不動産会社が受け取れる仲介手数料は賃料の1ヵ月分以内が上限
細かい条件を確認すると、
・貸主と借主それぞれから受け取る仲介手数料は賃料の半月分以内とする。
・ただし、依頼者の承諾があればどちらか一方から賃料の1ヵ月分以内を受け取ることができる。
とあります。
本来は0.5か月分を超える場合、客側の同意が必要です。
大体は勝手に同意したことになってますが、
ここを素通りすると知識がないと思われどんどん盛ってきますので確認が必要!!
チェックポイント➡必ず相見積をかけましょう。
最近は逆に0円にしてくれるところもありますので交渉してみても、
(理由は 宅地建物取引業法 に記載の通り、大家さんから仲介手数料が取れる為)
②礼金
そもそも礼金とは何か?
部屋を貸してくれた大家さんに対して、お礼の気持ちを込めてお渡しするお金です。
礼金は住宅が不足していた時代に生まれた慣習といわれています。住宅不足にもかかわらず部屋を貸してくれる大家さんに対して、感謝の気持ちを込めてお金を持参したようです。
しかし、今のご時世『住宅は余る時代』といわれるほど、慣習だけが依然残っている状態ですね。
ありがたいことに以前に比べて礼金を取らない大家さんも増えています。
しかしながら大家さんが請求していないのに業者が勝手に請求してポケットに入れてしまうなんてパターンもありますので必ず相見積をかけてチェックしてみましょう。(同じ大家さんの物件なのに不動産会社Aは礼金があるが不動産会社Bはないみたいな事は良くあります。)
③保証会社加入料
金額を上乗せして差額を着服なんてこともあります。
チェックポイント➡家賃の50%が相場 100%ならぼったくりの可能性が高い。
保証会社のパンフレットやHPを確認してみましょう。
④鍵交換費用
チェックポイント➡相場より高い料金設定になっていないか、(相場は1万円前後)
必要ない場合は不要と言ってみるのもあり!
また退去時のタイミングになるが、請求され二重取りされることもあるので覚えておきましょう。
⑤ハウスクリーニング⑥害虫駆除、室内消毒
費用だけとって実際は何もしていないなんて事もあるので注意が必要、そもそも害虫駆除しないといけない物件に住みたいかって話だが、どんな掃除をするか確認して必要ないと思ったら断りましょう。
⑦火災保険
火災保険はマストで入るべきものだが、仲介業者が勧める火災保険はマージンを取る為のぼったくり保険が多い、(保証が貧弱で価格が高い)特に退去時に火災保険をフル活用するとお得なので保証内容はしっかり選べるようにしたい。(※退去時の火災保険の使い方は別の機会で発信しますね。何十万もお得になる事も!!)
火災保険は自分で選びたいと相談してみよう、断られることもあるが、基本的には会社までは指定できないので交渉してみよう。
火災保険の目安
価格をとりあえず抑えたい方➡必要最低限の保証で年間3000円前後
補償を充実させたい方➡年間8000円前後
途中で保険を変えたい場合は契約書を確認しましょう。
指定の火災保険と記載がなければ乗り換えOK!!
あとは家賃、共益費の部分ですね、
家賃交渉が入る想定で元々少し高めに設定されていることが多いが、交渉の際は周辺の相場などを確認し、いくらなら直ぐに契約しますと提案するといいです。
※注意事項➡交渉の際はくれぐれも戦わないように、あくまでソフトな交渉をしましょう。
ポイントは無知だと思われない事です。
当然人気の物件ほど交渉が難しい(今の条件でも需要がある為)その辺りも考慮して交渉しましょう。
まとめ、
・不動産周りは基本ライアーゲーム、特に変な業者に当たらないよう複数社で相見積もりを必ずしましょう。これだけで数十万円お得になるケースが多い。(仲介業者が言う『この物件はうちしか取り扱い無いです。 』 はうそ!!95%以上の物件はどこの仲介業者からでも契約できます。)
・良い業者が選べたらソフトに交渉しよう。無茶な交渉はNG、ポイントは無知じゃないよアピール!!
以上、参考になれば幸いです。
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