賃貸の退去費用を下げるには、

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以外に知らない退去費用の相場、賃貸は入居時だけではなく、退去時もぼったくりが横行している。
正確には退去費用を下げると言うより適正に戻すといった意味合いが正しいですね、

対策は1つ、相場を知る事! 賃貸に限らず、相場を知らない=ぼったくられる は頭に入れておこう。
特にややこしいものは確率が高いですね、どうせ調べないと思いカモられます。気を付けましょう!!

まず前提としてワンルームの退去費用相場は5万円以下、それ以上は基本ぼられていると思って良いです。(ご自身の過失で部屋を傷つけていなければ)

ぼったくられている退去費用請求書を解説

(例、ワンルーム 専有面積 1K 22.45㎡)

請求項目単価数量金額
①清掃費(契約書記載)¥20,000
②クロス張替\58,000
③扉\120,000
④洗面所\18,000
⑤ゴムパッキン \15,000
⑥エアコン内部洗浄 \38,000
⑦養生費(廃材搬出時:廊下/エレベータ内)\8,800
⑧フローリング¥150,000
⑨諸経費¥20,000
修繕費合計\395,600
消費税\39,560
請求金額\435,160

こんな請求書が来たらまず第一声が、  『リフォームかっ!! 』 とこうなりますね、

あくまで例ですが実際に、高いと思いながらもお支払いしてしまうなんて人が多いです。
また、うちは請求書を出さないんです、なんてクレイジーな業者もたまにおりますが、必ずださせましょう。

こんな請求が来たら➡国土交通省が発表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

こちらを参考に上記の請求書を紐解いて交渉していくと、

① 清掃費(契約書記載)➡  こちらはしょうがない
② クロス張替 ➡ 範囲の㎡記載がない、汚した面だけの貼り替えのはず
③ 扉 ④ 洗面所 ⑤ ゴムパッキン ➡ 何をどう修繕する必要があるか詳細が不明
⑥ エアコン内部洗浄 ➡ 負担する義務ない
⑦ 養生費(廊下/エレベータ内) ➡ 関係ないさ~
⑧ フローリング  ➡修繕範囲と根拠が不明、そもそも負担する義務がないケースも、
⑨諸経費 ➡内容が解らない

適正金額に直すとこのようになる。

請求項目 単価数量金額
①清掃費(契約書記載) ¥20,000
②クロス張替 60010㎡ ¥6,000
④ 洗面所 (洗面所天井)500 3㎡ ¥1,500
修繕費合計 ¥27,500
消費税 ¥2,750
請求金額 ¥30,250

悪徳管理会社や業者に当たると、退去者の無知に付け込み、本来支払う義務のない退去費用を上乗せしてくる。

なので事前に本当に自分が支払うべきものが何か、そうでないものは何かを知っておきましょう。

ポイントは原状回復義務
ここを勘違いされている方が非常に多い

✖ 原状回復 = 賃借人が借りた当時の状態に戻すこと ➡ 違います

〇 原状回復 = 普通に生活して発生した傷みや汚れ以外で物件に与えたダメージを復旧すること

国土交通省が発表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」 を読んで定義を理解すると不当請求を見抜けるようになります!!

原状回復でぼったくりを回避するコツ

1、経年劣化は負担する必要なし( 普通に生活して発生した傷みや汚れ )

負担しなくて良い例
・家具の設置によるフローリングのへこみ、畳の擦り切れや壁紙の日焼け、黄ばみ、時計やカレンダーをかけるために開けた小さな穴など、

負担するべき例
・自分の過失で発生した傷や汚れ、子供の落書きやたばこのヤニ汚れや焦げ跡、物をぶつけた破損など、 ただし傷めた部分のみの負担でOK、フローリングであれば傷めた1枚分って事ですね、

2、負担する場合も新品価格を負担しなくて良い

部屋の多くを占めるクロス。ガイドラインによると、クロスの耐久年数は6年と決まっている(減価償却)つまり、3年住んだ部屋のクロスの張り替えに10万円かかる場合、クロスの耐久年度は6年なので、居住期間が3年であればクロスの価値は50%となり、入居者が支払う原状回復費用も50%の5万円となります。もちろん6年住めば価値が0なので価値がないものを傷つけても負担は0となる。ちなみに、その他の設備の耐用年数は、流し台が5年、エアコンは6年、便器やユニットバスなどは15年とされています。

経過年数によって賃借人の負担割合は減っていくと覚えておこう!!
無知に付け込んで請求してくる業者も多いから気を付けましょう。

退去時の交渉ポイント

1.退去に関するやり取り、部屋の状態は記録に残す
➡後から言った言わないでもめないようにやりとりはメールやLINEで記録を残すのが重要です。
また部屋の状況も写真や動画に残すことで不当な請求から身を守れます。

2. 解約の精算書は金額に合意するまでサイン、支払いはしない、
➡先に払わないと解約できないなど言われるケースもあるが、合意していない請求を払う必要は一切なし

3. 退去立ち合いはしない方が良い
➡強面の人が来て強引に精算書にサインを求められる事例も多い。
法律上、退去時の立会いは不要、立ち合い必須などの申し出を受けた場合は危険だと思ってください。

4. 解約申請書は自分で用意すとなお安全
➡信用できる会社でなければ自分で用意する事がオススメ、悪徳会社だと相手に有利な条件が記載されていることが多い、退去にかかる費用負担は全て同意など、

こんな感じでしょうか、

まとめます。

1.退去前に 国土交通省が発表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」 を読んで定義を理解する

2.退去に関するやり取りは必ず記録に残す

3.精算書は納得するまでサインしない

4.自力で解決できない場合は専門家に相談

オススメ➡ https://www.t-toraburu.com/

賃貸の事はこのサイトでだいたい解決できます。
NPO法人賃貸トラブルたすけ隊、 是非参考にしてみてください。

以上、、、

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