インデックス（指数）ファンド（投資信託）
初心者に一番おすすめと言われる投資信託
投資信託（ファンド）とは、たくさんの投資家から集めたお金をまとめ、それを資金として、運用の専門家が投資・運用を行い得た成果を投資家に分配する金融商品のことです。
運用方針は投資信託によって違う
・日本株だけに投資するファンド
・世界中の株式に投資するファンド
・株だけじゃなく、不動産、債券にも投資するファンド
などなどいろんなタイプがある。
投資信託が初心者にオススメな理由
１．プロに運用をして頂ける
株式投資の場合、どの銘柄にどのくらいの金額を投資するのか、すべて自分で判断する必要がある。
しかしまったくの初心者が一から学習するにはそれなりの時間がかかります。
その点、投資信託は運用会社が、どの銘柄にどのくらいの金額を投資するのか選んでくれるので、投資家個人が難しい知識や手法を覚える必要はありません。
また個人投資家が買えない株式や、手を出しにくい債券も投資が可能。
２．分散投資でリスクヘッジ
少数の銘柄に投資し、運用がうまくいかなかった場合、資産が壊滅的なダメージをうける可能性がある、しかし投資信託は、複数の投資家から集めた資金を元手に資産運用できるため、国内外の株式や債券、不動産などに分散投資することができる。
複数の銘柄に分散投資しておけば、1つの銘柄の運用で損失を出してしまっても、他の銘柄の利益でカバーすることも可能で、リスクを分散することができます。
３．透明性が高い
投資信託は、監査法人などの行政から監督・審査を受けており投資の透明性が高い。
また投資信託は1日に1回だけの公表であるため、ずっと値動きを見ている必要がなく、毎日基準価額が公表されるため資産価値や値動きがわかりやすい。
４．少額から投資できる
一般的に株式を売買するには、ある程度まとまった資金が必要ですが、投資信託は複数の投資家から資金を集めるため、1人あたりの投資額は少額で済為、初心者の方にとっても安心です。
投資額は投資信託によって異なりますが、多くの場合は5,000円程度から投資可能
投資信託のデメリット
・運用手数料が発生する
投資信託で運用を行うには、運営会社に手数料を支払う必要があり、運用益がそのまま還元されない。
ぼったくりの投資信託も多い（9割以上と思って良いです）ので注意が必要。
（大手でも普通に手数料3％とかの、ぼったくり商品だしてます。カモにされないように注意、相場は１％未満です。いくらでも同じような商品ありますからね、）
・損失を出す可能性もある
投資信託は元本が保証されていない 、運用成果が出れば分配金や償還金を受け取れますが、逆に運用がうまくいかなければ元本を下回ってしまうこともあります。
※元本や運用実績を保証する投資信託は存在しません。保証されているものは詐欺やポンジスキームの可能性が高いので気を付けよう。
インデックス投資とは、
日経平均、S＆P500、TOPIX（東証株価指数）、ダウ平均など特定の指数との連動を目指す投資方法です。
わかりやすく説明すると、指数というのは取引所全体や特定の銘柄群の値動きのことです。
良く耳にする日経平均の動きとは、日本の有名企業225社の株価全体の動きを表している。
つまり日経平均という指数と同じ値動きになるよう投資する形なので、日経平均が10％上昇したら、資産も10％上昇する。
インデックス投資がオススメな理由
ファンドには2種類ある
①インデックスファンド・・・・・指数に連動するファンド
②アクティブファンド・・・・・・指数に勝つことを目標に、積極的に利益を狙うファンド
②のアクティブファンドの方が良さそうに感じるかもしれないが、世界各国の研究で過去の運用成績を見ると70～90％のアクティブファンドがインデックスファンドに負けてしまっている。
長期的にインデックスファンドより良い成績を残すアクティブファンドを見つけるのは至難の業と言えるでしょう。
なので今現在ではインデックスファンドこそが資産運用のスタンダードと言われている。
ここまでをざっくりまとめると、
初心者がインデックスファンドをオススメな理由
・分散効果が高い（リスクを下げられる）
・圧倒的にコストが安い（基本的にインデックスファンドはアクティブファンドよりも手数料が格安）
・運用成績が良い（大半のアクティブファンドに勝てる）
投資の神様、ウォーレン・バフェット氏も、個人投資家はインデックスファンドに投資すべきと言っているぞ！！
アセットアロケーション（asset＝資産 allocation＝配分）
アセットアロケーションとは
運用する資金を国内外の株や債券などにどんな割合で投資するか決めることをいう。
資産状況、リスク許容度、運用目的によって異なるため、当然、資産配分も人によって異なる。
インデックスファンドにはいろいろな種類があり、株式にだけ投資するファンドや債券だけに投資するファンド、株式や債券、不動産をバランスよく組み込んだファンドなどなど、
つまり、 アセットアロケーション （資産配分）こそがインデックス投資の成績を決める一番のポイントとなります。
1年間のざっくりした値動きの幅
株式インデックス➡-40％～+60％ 債券インデックス➡-20%～+30％
（データ上95％の確率でこちらの幅におさまる）
リスクの高い株式に多くの資金を投資していると、世界的に影響の大きな経済変動が起こった際、大ダメージを負いかねないので、攻めすぎたアセットアロケーションにならないように注意しましょう。
以上、
次回は、初心者の方にオススメの投資方法、ドルコスト平均法について解説！！
つづく、
コメント