前回までのおさらいで、投資初めての方のオススメ投資方法は、
長期投資+分散投資+ドルコスト平均法=つみたてNISA とお話しました。
特につみたてNISAは金融庁がぼったくり商品を排除している為、質の良い投資商品が多く、何もわからない方でもプロ級の投資ができるのがメリット!!
その中でもおすすめのインデックスファンドがS&P500という指数に連動したインデックスファンド、
S&P500とは
S&P500はアメリカで時価総額の大きい主要500社の株価を基に算出される株価指数で、 米国株式市場の時価総額の約80%を網羅している 。
GAFAを中心としたアメリカの代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものなので、S&P500に連動するファンドに投資すれば、アメリカの主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できるわけです。
つまり、これ1つで硬い分散投資ができると言う事。
未来もそうなる保証はないが、過去を振り返ると15年以上保有したらほぼ100%の確率で+収益になるという、長い歴史から見ても優秀であるのは間違いない!!
ウォーレンバフェット氏も自分が死んだら資産の90%をS&P500に投資しなさいと家族に言っているほど、
S&P500の組入上位10銘柄
ティッカー | 会社名 | 業種 | 保有比率(%) |
---|---|---|---|
AAPL | アップル | 情報技術 | 6.60 |
MSFT | マイクロソフト | 情報技術 | 6.36 |
AMZN | アマゾン | 一般消費財・サービス | 3.84 |
TSLA | テスラ | 一般消費財・サービス | 2.26 |
GOOGL | アルファベット CLASS A | 通信 | 2.21 |
GOOG | アルファベット CLASS C | 通信 | 2.08 |
NVDA | エヌビディア | 情報技術 | 2.06 |
FB | メタ・プラットフォームズ | 通信 | 1.90 |
BRKB | バークシャーハサウェイ | 金融 | 1.33 |
JPM | JPモルガン | 金融 | 1.24 |
GAFAMを中心とした有名企業が多く入ってますね。
※GAFAMとは、米国のIT(情報技術)関連企業大手5社の頭文字をとって名付けられた造語で、以下の5社から構成されています。
IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。
なぜ日本株ではなくアメリカ株なのか?
下記グラフを見るとわかりやすいかと思います。
Googleより
NI225 • インデックス日経平均株価(日本株)
![](https://onecoin.tokyo/wp-content/uploads/2021/12/image-2.png)
S&P500(アメリカ株)
![](https://onecoin.tokyo/wp-content/uploads/2021/12/image.png)
日本株
比較するとわかりやすいと思いますが、日本株は上がったり下がったりしている。
つまり売ったり買ったりしないと儲からないのがわかりますね。
ただ為替のリスクはない。
アメリカ株
一方、アメリカ株は長期で見るとずっと右肩上がりなのがわかります。
ブラックマンデー、リーマンショック、コロナショックなど定期的に大きな下落があるものの、持ち直し上がっている状態です。
つまり基本的には買って持っているだけで資本が増えている状態、投資の知識が無くても持ってればいいだけなんでオススメなわけですね。
ただ今後も続くという保証はもちろんないですが、比較するとどっちが利益を出せそうかはわかるかと思います。
今後もアメリカ株が上がると予想される理由
・先進国で唯一人口が増えている(人口が増えれば当然経済が成長しやすい)
・世界を変える影響力のある企業が多い、またそういった企業が生まれやすい
グーグル、アップル、アマゾン、メタ(フェイスブック)、Uberなど全てアメリカです。
これからも成長していく可能性を秘めている。また今後も出てくる可能性が高い。
日本にもすごい企業はいくつもあるが、アメリカはやはり別格と言わざるを得ない。
S&P500に連動しているインデックスファンドはどれ?
日本の投資信託としては下記がある。
- eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
- iFree S&P500インデックス
- iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド (ブラックロック・ジャパン)
- 米国株式インデックス・ファンド (ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)
- SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
2021/12 現在の一番人気は eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
S&P500指数に連動した成果を目指すファンドで、買付時の手数料無料、信託報酬も0.00968%と低コスト。
2位は SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド ですが、中身はほぼ変わらないと思って良い。
上記以外にも積み立てNISA対象の優良インデックスファンドはたくさんある。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
世界の株式市場の時価総額の約85%をカバー、世界中の株式会社に投資できる。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
このファンド1つで世界中の投資商品に分散投資可能で、株式だけでなく債券や不動産にもバランスよく投資できる。
8資産(日本、先進国、新興国、それぞれの株と債券、国内不動産、先進国不動産)にそれぞれ12.5%ずつ投資ができる。
などなど、
以上、参考になれば幸いです。
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