株価、時価総額、株価指数について

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ニュース番組などを見ていれば、株価について耳にする機会も多いと思いますが、実際に株価ってどうやって決まっているのか、意味まで理解できていない、なんて方も多いかと思います。

保坂くん
保坂くん

な、なんとなくは、わかるよ、、、
でも念の為聞いておこうかな、、、

株価とは、各企業が発行している株式1株あたりの値段のこと。
企業によって株価の差は大きく、数百円の企業もあれば数万円の企業もあります。
株価は様々な影響によって日々変動しているので、企業のコンディションを示す数値として見られています。

株価の決まり方

株価の決まり方は需要と供給です。
需要(買いたい人)と供給(売りたい人)の関係によります。

上記の場合、買い手(需要)と売り手(供給)が1株195円でマッチングしたので、この場合の株価は195円となります。
日本株式は基本100株単位(1単元とも言う)の売買になるので実際は19,500円必要になります。
米国株は1株単位で売買可能です。

株価は買い手と売り手のマチングで決まるんだね、
あと米国株は1株から買えるのはありがたいね❕

そうですね、
日本株は有名企業だと1株5,000円以上も多いから、最低100株だと500,000円必要になる。
なので1株から売買できる米国株の方が初心者向けと言えますね。


株価が変動するのはなぜ?

大きく分けると2つの要因があるよ!

1.市場全体からの要因
➡社会情勢の変化、コロナショックやリーマンショックなどもそうですし、大地震などの自然災害、金利や景気の変動、他国の株価の変動なども要因になる。

2.個別の要因
➡企業の業績は言うまでもないが、それ以外にも株式分割の影響や海外の投資家の動向なども要因となる。

時価総額とは?

時価総額の計算方法

時価総額 = 現在の株価 × 発行済み株式数

例)A株式会社 1株100円の株式を100万株発行していた場合、A社の時価総額は1億円となるわけです。つまり株価の変動によって時価総額は日々変化していきます。

ここまでをまとめると、

株価 
➡市場からの評価によって日々変動する1株当りの価格

時価総額
➡株価に発行済みの株式数を掛け合わせており企業価値を表す。

※あくまで市場から評価と言う意味ですが

ちなみに、日本で一番時価総額が高いのはどこの会社❓

今現在のランキングはトヨタ自動車が33.4兆円と断トツですね!
2021/12/14 Yahoo!ファイナンス参照

株価指数とは?

株価指数っていっぱいあるよね、
何を表してるの❓

投資をするうえで大変重要なポイントとなるので、しっかり覚えましょう。

株価指数は国や市場ごとに様々なものがあるがざっくりいうと、複数企業の株価の平均の事。
市場全体の動向を判断するうえで覚えると役に立ちます。

良くニュースで耳にするのは、
①日経平均株価、②TOPIX(東証株価指数)③S&P500
どれも一度は聞いた事あるかと思います。
順番に解説していきますね。

日経平均株価 (発行元:日本経済新聞社)
東証一部に上場している企業から選ばれた225銘柄の平均株価のこと!
花王、富士通、ダイキン工業、エネオスなど株価が高い 大手企業が揃っており、
日経平均が上がれば日本の株式市場全体が上がっていると捉えられることが多いです。
指数算出方法⇒株価平均型
※日経平均は毎年10月に銘柄の入れ替えが行われている

TOPIX(東証株価指数)(発行元:東京証券取引所)
東証一部に上場している全銘柄の合計時価総額を対象とした指標で2000銘柄以上
よりマーケット全体を表す指標になりますが、時価総額の大きい銘柄に影響を受けやすい。
指数算出方法⇒ 時価総額加重型

S&P500
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公表している米国の代表的な株価指数です。
500と言う数字からわかるように、世界的に有名なアメリカの500の企業が集結している。

S&P500の組入上位10銘柄

ティッカー会社名業種保有比率(%)
AAPLアップル情報技術6.60
MSFTマイクロソフト情報技術6.36
AMZNアマゾン一般消費財・サービス3.84
TSLAテスラ一般消費財・サービス2.26
GOOGLアルファベット CLASS A通信2.21
GOOGアルファベット CLASS C通信2.08
NVDAエヌビディア情報技術2.06
FBメタ・プラットフォームズ通信1.90
BRKBバークシャーハサウェイ金融1.33
JPMJPモルガン金融1.24
BlackRockHPより引用(2021/12/2現在)

GAFAMを中心とした有名企業が多く入ってますね。
※GAFAMとは、米国のIT(情報技術)関連企業大手5社の頭文字をとって名付けられた造語で、以下の5社から構成されています。
IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。

知ってると言うか、日頃からお世話になってる会社ばかりだね、、、

世界的に有名な米国企業が集結しており、その上昇率は日本と比較しても目を見張ります。
下記グラフを見るとわかりやすいかと思います。
Googleより

NI225 • インデックス日経平均株価(日本株) (単位:円)

S&P500(アメリカ株)(単位:ドル)

グラフの形が違うね、、、


比較するとわかりやすいと思いますが、日本株は上がったり下がったりしている一方、アメリカ株は長期で見るとずっと右肩上がりなのがわかります。
ブラックマンデー、リーマンショック、コロナショックなど定期的に大きな下落があるものの、持ち直し上がっている状態です。
つまり基本的には買って持っているだけで資本が増えている状態
なんとなく日本株の方が簡単なイメージがありますが実はアメリカ株の方が初心者向けと言えます。
ただ今後も続くという保証はもちろんないですが、先進国で唯一人口が増えている国、また世界を変える影響力のある企業が多いなど、今後も期待できる要素が多く日本の投資家からの人気も高いです。

株価指数について今まで説明した内容をまとめます。
こんなイメージを持ってもらえればOK

TOPIX(東証株価指数)(約2,100銘柄:2021/12月時点)のアメリカ版が S&P500 (500銘柄)と思って頂ければOK
他にも良く聞くNYダウ(30銘柄)は、日経平均(225銘柄)のアメリカ版みたいなイメージでOK

またこの指数に連動する投資商品も大変人気で、オススメはETF(上場投資信託)
ETFは投資信託の中の一つで、、、

保坂くん
保坂くん

おなか一杯です。

ですよね、株価指数が重かったですね、ただベースになる一番覚えるべきポイントです。

次回は、株式投資、投資信託、ETFの違いについて解説

つづく、、、

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