株式投資、投資信託、ETFについて

未分類

投資に対して興味がある方ならば「」や「投資信託」という言葉は聞いたことがあると思います。
ただその中身や特徴、違いについて理解している方はそこまで多くない印象です。

株式投資の場合、投資家は個別企業を選んで投資するというのはイメージできると思います。
株価はその企業固有の業績などの要因に左右され、一般的に業績が良ければ株価は上昇し、悪ければ株価は下落する。

ここまでは前回までの内容でご理解頂けてるかと、

保坂くん
保坂くん

株式投資の仕組みは理解したよ、
ただ投資信託とETFも株式を扱った同じような仕組みだよね?
具体的に何が違うの教えて欲しいね!!

今回も順番に説明していきますね!

株式投資②投資信託ETFの順に解説していきます。

株式投資

株式投資の特徴

1.株式の売買のタイミングを自分で自由に決められる
⇒株式投資は安い値段で買って高い値段で売る(売却益)が基本ですがこれを自由に自分で取引できるといった意味合い。
このように保有している株式の値段の変動によって得られる収益のことをキャピタルゲインといいます。
株式投資のメリット、デメリットは共通していえますが、売買タイミングが自由な点、投資家の裁量に100%依存する旨は抑えておきましょう。

2.株主優待・配当金が得られる
⇒株式を保有することで株主優待・配当金が得られることが挙げられます。
保有することで安定的・継続的に受け取ることのできる収入のことをインカムゲインといいます。

3.ある程度資金が必要
⇒日本の株式投資は1株あたり100円〜10,000円程度となっているが、1株では購入はできず100株や1,000株を1単元として購入する仕組みとなっている。
そのため1株1,000円で1単元100株の銘柄なら10万円(1,000円×100株)の資金が必要になる為、簡単に複数の株式を購入しずらい。

投資信託

投資信託の特徴

1.運用をプロに任せられる
⇒投資信託は運用会社(信託投資会社)という運用のプロが存在し、投資家に代わって、投資の専門家が運用してくれます。

経済・金融情勢など、さまざまなデータを収集・分析し、どの資産にどうやって投資するのかを考えて、運用方針にしたがった投資判断をしてくれます。
また、海外や新興国なども運用を行うため、自分ではなかなか手が出せない分野への投資も可能となっています。

プロの方に選んで貰えるなら初心者でもプロの投資ができるってことだよね、
ぼくはノータッチでOKってこと❓

そうですね、

投資家は運用状況のレポートを見るだけで良いので、時間がない方、初心者の方でも始めやすいのがメリットの一つですね。
また投資信託は、運用益(キャピタルゲイン)分配金(インカムゲイン)の2つの利益があります。

保坂くん
保坂くん

メリットしか感じないのですがデメリットはありますか❓

もちろんあります。

まず投資信託は、ぼったくり手数料の商品がめちゃくちゃ多い!! 

保坂くん
保坂くん

え、どのくらい、

9割と思っていた方がいいかも、

保坂くん
保坂くん

えぇぇ~


投資信託で一番のデメリットは手数料が発生することで、販売買付手数料、管理手数料、解約手数料の3種類がかかります。
人工代がかかるのは当然ですが、日本で販売している投資信託の手数料は、全てではないが海外に比べて高い傾向にあるので注意が必要。 (世界25カ国中で下から2番目という結果でCランク 、 一方アメリカはAランクと他国と比べて手数料が安いです。 )

だめじゃん、投資信託、初心者の僕がどうやってぼったくりから回避するんじゃい!

おちつこう、 もちろん真っ当な商品も御座います。
投資信託の手数料の目安は下記数字を参考に、これより高いものは素人向けのぼったくり商品だと思って良いです。安ければいいわけではないが、下記数字より高いものは選ばないようにしよう。

販売買付手数料 ➡ 無料〜1%以下
信託報酬・監査報酬( 管理手数料 )➡  1.5% 以下
信託財産保留額 ( 解約手数料 )➡  無料〜0.1%

以前よりは減ってきたものの大手が出している商品にも普通にゴロゴロ転がってますし、投資信託人気ランキングトップ10にも普通にぼったくり商品が混じっている。
国も企業に注意勧告を入れている状況です。
無知に付け込み、利回り5%に対して手数料3%とか普通にまかり通っている世界、実際に調べたら利益が出てても手数料で赤字なんてこともあるのでお気を付けて。

このあたりは別の機会に投資信託の選び方を解説するので、いったん探せば真っ当な投資商品はあると覚えておけばOK。

保坂くん
保坂くん

あせったよ、
知らなかったら100%騙されてるよ、勉強は大切だね❕

2.様々な投資対象に分散投資が可能
⇒ 少数の銘柄に投資し、運用がうまくいかなかった場合、資産が壊滅的なダメージをうける可能性がある、しかし投資信託は、複数の投資家から集めた資金を元手に資産運用できるため、国内外の株式や債券、不動産などに分散投資することができる。
複数の銘柄に分散投資しておけば、1つの銘柄の運用で損失を出してしまっても、他の銘柄の利益でカバーすることも可能で、リスクを分散することができます。

3. 少額から投資できる
⇒ 一般的に株式を売買するには、ある程度まとまった資金が必要ですが、投資信託は複数の投資家から資金を集めるため、1人あたりの投資額は少額ですむ為、初心者の方にとっても安心です。
投資額は投資信託によって異なりますが、多くの場合は5,000円程度から投資可能、一番少額なのはネット証券で、100円から投資信託を始めることができます。

③ETF

ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。 
ETFと一般的な投資信託の違いは、上場か非上場かという点、また上場しているETFは、株式と同様、相場の値動きに応じた自由度の高い売買が可能!!

ETFの特徴

1.投資信託と同様に分散投資ができる
⇒ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種で、ETFの投資対象となる指数は、いくつもの銘柄で構成されてます。
1つのETFを持つことで、個別の株式に投資するよりリスクを抑えた分散投資をすることが可能になってます。

2. 値動きがわかりやすく保有コストが投資信託より安い
⇒ETFは指数の動きに連動するように運用されている為、値動きがわかりやすい
また、一般的な投資信託と比べて保有コストが安いので、長期投資にも向いている。
注意点としては、ETFには、上場株式の「市場価格」と投資信託の「基準価額」の2つの価格がある。
市場価格は市場の需給で決まるため、投資信託の価値である基準価額と市場価格が乖離する可能性はあります。

3.リアルタイムで取引が可能
⇒ETFは、一般の投資信託と違い、取引所が開いている時間帯は株式同様、リアルタイムで取引が可能です。また株式同様に信用取引もできます。
基本的には市場価格をチェックして、自身で売買を行うため、自動積立投資はできません
但し、一部の証券会社では毎月一定の金額で株式を買い続ける株式累積投資(るいとう)の対象銘柄となっている場合もあります。

なるほど、違いは何となく理解できたが少しごちゃごちゃになってしまった、

では、簡単に図で表してみる
こんなイメージでOK!
株式投資は唐揚げ単品投資信託はいろんな料理が少しずつ詰まってるオードブル盛り合わせ

投資信託とETFのイメージはこんな感じ
インデックス(指数)ファンド(投資信託)

上場株式 と非上場の投資信託、 ETFとの違いを一覧で比べてみました。

※上記は一般的な例です

比べてみると、ETFは投資信託だけど株式と同じよな取引きができるイメージだね❕


いったんざっくり違いが分かればOKです。

ここまでで、株式と投資信託、ETFについて何となくイメージできていればOKです。

次は投資のリスク、リスクヘッジの仕方を解説します。

つづく、、、

コメント

タイトルとURLをコピーしました