はじめて投資をするならコレ、つみたてNISA
一般的な投資口座は大きくわけて4種類
1.一般口座、特定口座 2.NISA 3.つみたてNISA 4.iDeCo
の4種類、今回は初心者の投資にオススメの 2.NISA 3.つみたてNISAについて解説します。
まずNISA、つみたてNISAって何?
特徴を2つ覚えておきましょう。
①NISAとは「Nippon Individual Savings Account」の略であり、購入した金融商品にかかる利益が非課税になる制度
カッコつけましたね、簡単に言うと、NISAの口座を使うと利益が出ても税金かかりませんって事です。
※通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
つまり10万円の利益が出たら2万円税金で取られ手元には8万円が残るってことですね!
ところがNISA口座、つみたてNISA口座だと10万円そのまま手元に残る。 ステキ!!となるわけです。
②投資できる金額に上限がある
NISAとつみたてNISAの違いはこんな感じです。
NISA | つみたてNISA | |
運用期間(非課税期間) | 5年(10年) | 20年 |
買い方 | 自由 | つみたて |
年間非課税投資額 | 120万 | 40万 |
対象商品 | 幅広い商品 | 金融庁が認めた商品 |
※NISA、つみたてNISAの併用は不可
同時に持つことはできないので注意
- NISA:120万円×5年=600万円
ロールオーバーすれば最長10年 - つみたてNISA:40万円×20年=800万円
※NISAのロールオーバー➡非課税期間終了後に発生するもので、手続きすればさらに5年間、非課税で購入した投資信託や株式を引き続き保有することができる。
2021/10 の状況では、このようにつみたてNISAの方が金額は大きいが、つみたてNISAは株式投資に利用できないため、短中期的に利益を出したい方にはNISAの方が効率よく節税できる。
※2024年から新しいNISAがスタート予定、細かいルールが決まったら別途発信致します。
日本政府が、「人生100年時代にふさわしい家計の安定的な資産形成を支援していく」という名目でつくった制度、投資を始めるなら使わないと損ですよね。
ではなぜ初心者にはつみたてNISAがオススメなのか?
1.運用期間が長い、長期投資向け
以前解説したが、投資は長期投資の方が安定する。NISAの場合5年、ロールオーバーを使えば最長10年とされるがそのタイミングで下落していた場合あまり意味がない、その点、つみたてNISAの場合NISAより長い期間様子が見れる。また積立の場合毎月決まったタイミングで投資できる為(ドルコスト平均法)かたい投資法といえる。
2.金融庁がぼったくり商品を排除してくれている
つみたてNISAの場合、金融庁がつくった基準をクリアしたファンドのみ買うことが許される為、初心者の方には最適、ぼったくりを金融庁が排除(投資信託も9割以上ぼったくり商品)してくれてるわけなので大きな失敗は事前に防げる。
つみたてNISA Q&A
Q1. だれでもNISA口座を開設できますか?
A1. 日本国内にお住まいの20歳以上の方ならだれでも利用可能、取扱金融機関で一人につき一つの口座の申込・開設ができるよ!
Q2. 年間の投資限度額は40万だけど売ったらまた買えるの?
A2. 売っても年間投資枠はリセットされないので無理です!
Q3. 年間40万って上限あるけど下限もあるの?
A3. 月1,000円からなんで無理なく始められるよ!つまり年間12,000円、ただし残りの388,000円を翌年以降に繰り越すことはできないよ!
Q4. 通常の証券口座で保有している金融商品をNISA口座に移すことはできますか?
Q4. 金融機関の口座(特定口座、一般口座)に預けている株式や投資信託等をNISA口座にはうつせない!
Q5. NISAは途中で引き出すことができないよね?
Q5. できるよ!こんがらがっている人多いけどできないのはiDeCoだよ!
Q6. NISAのデメリットってある?
Q6. ①NISA口座は売却のタイミングに値下がりると損失が出ても、特定口座や一般口座と損益通算ができない 、つまり非課税の恩恵を受けられない!②運用期間に制限がある、つみたてNISAは、 2024年からの新しいNISAの概要を確認すると、5年間延長されて、2042年までとされている。今後どうなるかはまだわからないが最長25年とされる予想!
こんな感じです、
次回は、つみたてNISAのおすすめ商品をいくつかご紹介
つづく、
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